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セブ旅行(2日目・前編)→モアルボアルへ出発

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photo by Harry Fozzard

まずは今日の予定

 

カワサンフォール&ペスカドール島アイランドホッピングツアーの内容

さて、この日からいよいよ本格的にセブ旅行らしくなってくるというか、

海辺の方に向かってツアーに参加することになる。

ツアー開始場所はモアルボアル近くのホテル、マルコサスコテージリゾート。

 

正確に言えばツアーのアテンダントから、朝8時に近くのホテルまで迎えに来るとのことだったので、絶対に遅れるわけにはいかないのだ。

 

ちなみに内容は割りと充実。

朝から夕方までの丸々一日かかるパッケージで、ホテルの送迎から朝食、ランチまでついているツアーだ。

 

午前中(8時ー12時)

・朝食

・バイクタクシー

・ペスカドール島アイランドホッピング(3地点)

 

午後(12時ー17時)

・昼食

・バイクタクシー

・トライシクル

・カワサンフォールガイド

 

しめて一人3500ペソ。

丸々一日のガイドで食事も着いていることを考えればかなり安いと思う。

ただしガイドは英語のみ。

自分は根拠の無い自信があったし、お金の面を気にしていたのと、せっかくだから現地っぽい感じで参加したかったので選んでみた。

自分はつけなかったが、ウォーターフロントセブシティに迎えに来てもらう場合は追加で3000ペソで来てくれるようだ。

 

 

 

ちなみに。

日本で探すツアーだとガイドも日本語が使えるようだし、

セブシティからの送迎もつく。ただしだいたい倍くらいの値段になる。

(@15000円くらい)


 

さあ、いざ南へ向けて出発だ。

先程も書いたとおり、朝8時にはここから100km離れたホテルに到着していないとならない。

 

余裕をみて朝は4時出発としている。

前日はなんやかんやで就寝したのが深夜1時。

起きたのが3時なので2時間しか寝ていない・・・。

 

だが、この先の旅の予定を考えると、良い意味でも悪い意味でも緊張が高まるため

眠気は全くといって良いほどない。

 

当初の予定では、モアルボアルのバスターミナルまでセブシティのバスターミナルからバスで向かい、そこからトライシクルでホテルまで向かうつもりだった。

しかし、前日の大雨と、直近の天気予報を見ると雨が降る可能性大。

 

スーツケースを持って、英語があまり話せない自分が何かトラブルに巻き込まれ、

なおかつ悪天候ともなるとこの後の旅行の工程にも影響が出てしまうと考えたため、

急遽タクシーで行くことにする。

 

タクシーにて交渉

まずはホテルにてアーリーチェックアウトを済ませ(4時)、目の前のタクシーターミナルで交渉をスタートする。

 

案内役『どこ行くの?』

自分 『モアルボアルに行きたいんだ』

案内役『おおー、結構遠いな』

自分 『いくらで行けます?』

案内役『おーい、モアルボアルへ行きたいらしいぞ』

(何故か英語じゃなくビサヤ語で言ってるっぽいことだけはわかる)

タクシードライバー『モアルボアルへ行きたいのか?5000ペソだな』

 

自分 『ま・・・マジか。そりゃ高い。それは難しいね・・・』

※really? too expensive.とか、too difficultとか言ってた。

タクシードライバー『うーん、じゃあ4500ペソでもいいよ』

 

自分 『いやいやいや・・・全然無理!2500ペソが限界だよ(つーか絶対ボッタくってるだろ』

タクシードライバー『わかった、4000ペソでどうだ?』

 

自分 『だから無理だって。わかった、じゃあ俺はバスで行く。サウスバスターミナルへ連れてけ。』

タクシードライバー『・・・。』

ここでなんか案内役と喋ってる。

 

タクシードライバー『わかった、わかったよ!2500ペソでモアルボアルまで行くよ』

自分 『お、マジか?それなら頼むよ。2500ペソね。』

 

というわけで、2500ペソで急遽モアルボアルまで向かってもらうことに。

律儀な事に、案内役は最後まで

『2500ペソ!All right???!』

と何度も自分とタクシードライバーに確認していた。

ま、そんな感じだったので比較的安心してお任せできる感じだった。

 

予定ではバスターミナルまで100ペソ。

そこからバスで200ペソ×二人分=400ペソ。

トライシクルで100ペソで合計600ペソで向かう予定だったが、

タイトなスケジュールだし一ミリの狂いも許されないのでここは素直に使っておこうではないか。

 

 

南へ向けて~道中

ホテルを出てすぐに相変わらずダウンタウン的な町並み。

街灯らしきものはほんの少しだけ。

 

人通りは当然ほとんどないが、時折現地民っぽいひとが突っ立ってたり、

歩いてたりする。

何してんだろ?

 

そしてこんな日が出る前の真っ暗ななかでも、ジプニーはバンバン走っていて

割りと乗っているひとも多い。

男も女も若いのも年いっているひとも。

ま、現地のひとなら大丈夫なんだろうか。

 

さすがにアレに乗るほどの勇気は自分にはない。

マジでホールドアップされそうだ。

 

ともあれ、タクシードライバーがグングン飛ばして前の車やらジプニーを追い抜いていく。

 

たとえ片側一車線だったとしてもだ。

スタートしてしばらくは二車線あったが、途中からはほぼ片側一車線。

しかも全然広くない。

 

なのに、バンバン前の車を追い抜いていく。

こっちのタクシーやバスはえらい勢いでかっ飛ばすとは聞いていたが

まさにその通り。

日本の感覚とは全然違くて、これ絶対事故るやついるよな・・・と

思うこと請け合いである。

 

※不謹慎だが、特に山の中はジェットコースター感覚で楽しいひともいるかもしれない。

 

ちなみに到着予定時間は朝6時だそうだ。

え、2時間で着くの?

確かに100kmちょっとだから、時速50kmノンストップでだいたいそのくらいだけど・・・マジか?

 

と思っていたが、その理由が走っていてよくわかった。

セブの都心部以外は信号がないのだ。

そう、まるで日本でいえば伊豆七島の大島みたいなものだといえば伝わるだろうか。

※大島は本当に信号がない。全部で3つくらいしかないと思う。

 

その為、前の車がゆっくり走っていて、追い抜けないタイミングが長く続かない限りは常にフルスロットルなのである。

途中、山道でトラックっぽい感じの車が前におりなかなか対向車の関係で追い抜けなかったため、唯一そこで足止めっぽいことは食らったが。

 

前半の道中はこんな感じのイメージの場所を走っていた。

 

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photo by Nikita Eufe Usal

 

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photo by Amy the Nurse

世間話をしてみる

だんだん明るくなってきたところで、おもむろにタクシードライバーが口を開く。

タクシー『いやー、この道グネグネしてて大変だねえ』

自分『ですねー。さっきの車も遅かったしちょいと時間ロスしちゃったな』

 

タクシー『でもとりあえず抜けれたから良かったね』

自分『そうだね。つーか、本当にこの道すごいね。まるで蛇みたいだ。』

※Like a snake.とかそんな感じで喋ってた

 

タクシー『はっはっは!そうだね!』

※蛇の動きをジェスチャーする

 

ちょいとエンジンがかかってきたのか、そのまま話を続ける。

 

タクシー『で、結局どこ行くつもりなの?何すんの?』

自分  『とりあえずモアルボアルのホテルに行って、近くの海に行こうと思ってる。あと、カワサン滝にも行こうと思ってるんだ』

 

タクシー『おお!カワサン滝に行くのか!あれめっちゃ面白いよ!俺アレ大好きだ!』

自分  『へー、結構行ったりするの?』

 

タクシー『うん、割りと行くし飛び込んだりするよ』

自分  『マジ、そんなことすんの?!』

※Do you do that? 自分が昔留学してた時は割りと使ってた表現。

 

タクシー『ああ!やるよ!超面白いぜ!』

自分  『すげーな、あんた』

 

この時点では、本当にカワサンフォールがヤバイということは全く気づいていなかった・・・。

 

 

到着!

 空も明るくなり、バスターミナルっぽいとこも過ぎ、いよいよモアルボアルの看板が頻繁に出てくるようになった。

 

・・・到着は近いな!

という事で、近くのトライシクルのドライバーに道案内を行ってもらう。

ここでもやはりビサヤ語なのではっきりいって何喋ってんだか全くわからないw

巻き舌で道を聞いてるのだけはわかるんだが・・・。

 

あ、微妙にチップ渡してる。

なるほど、こういう必要経費があるんだな。

道に慣れていないのはこちらの責任ではないが、しっかり料金の範囲内で

こちらに追加料金を求めないのは(当たり前なのだが)好感が持てる。

 

で、それっぽい通りを引き続き走り続ける。

ほんっとうにローカルっぽい感じ。

走っている最中、激安理髪店ぽいのもあった。

返す返すも写真が残っていないのが残念である。

 

ドアも何もなく、がらんどうとした、外から丸見えの理髪店である。

ちなみに料金はわずか100ペソ足らず。

 

もし機会があったら、チャレンジしてみてもある意味では面白いかもしれない。

※自分は1週間前に髪切ったばかりなので遠慮しておいた。

 

とかなんとかやってるうちに、海辺の方まで着いてしまった。

ホテルは海辺ではないらしいので、ちょっと行き過ぎてしまったのかな?

 

で、またしても現地のひとに道案内をするタクシードライバー

例によってビサヤ語なので何を言っているのかさっぱりわからない。

 

話し合いの結果、どうやらホテルまで誘導してくれることになったようだ。

ほー、なかなか親切だなあ。

バイクに乗って先導し、5分やそこらでホテルに到着する。

 

そして例によって?こちらに追加料金を求めるでもなく、そのひとにチップを渡すドライバーさん。

日本に比べてサービスが良くないとか目にするけど、このあたりはちゃんとプロ意識あるなー!と思うね。

 

そして無事到着。

帰る時にまた使わせてもらうかも!ってことで連絡先を聞いてみる。

 

自分『フェイスブックアカウントある?あればそこから連絡するよ。』

ドライバー『いや、無いんだよね。電話して!』

自分『わかったよ、了解!本当にありがとう!』

 

ということで、ドライバーさんとは別れ、ホテルにチェックインすることに。

さっさとチェックインしようと思ったのだが、先程先導してくれたひとがボート出すよガイドするよ、全然高くないから大丈夫だよ!使ってよ!

 

となかなか強烈な営業トーク

断っても断っても、とにかくしつこい。

まるでスッポンのように一度食らいついたら離さない感じだ。

 

この後の予定も決まっていたので、わかった、検討して後で連絡するよと伝え、

なんとかかんとか無事チェックイン。

 

この時点でだいたい6時30分くらい。

無事に部屋に到着できたので、1時間ほど仮眠してみる。

 

夜中のタクシーは危険度が30くらいあるということだったので、

安心してグーグー寝るっていうよりはしっかりと気を張っていたのだ。

さすがに疲労もあるので、これくらいはいいだろう。

 

・・・ちなみに嫁はタクシーの中で爆睡していた。

ホント、これだけは信じられないよ・・・。

 

何はともあれ、無事にツアー参加時間に間に合って良かった。

というわけで、次回に続く。

 

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