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セブ旅行(2日目・後編)→カワサンキャニオニング

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カワサン滝に到着

滝のおそらく一番上のエリアに到着し、ここからは徒歩で道なき道を下りはじめる。

雨がそこそこに降っているせいか、若干滑ることもあるので慎重に進む。

 

先導役のガイドは普通にビーチサンダルで慣れているにしても凄いスピードで

ずんずん歩いて行くのだがw

 

道中川っぽいとこを石の上を渡ったり、なんやかんやで20分程歩いただろうか。

目の前には天然のダイブ台らしきものがあり、人がそこかしこに陸のギリギリの場所で下を覗き込んでいる。

 

これが噂のカワサンフォールか・・・

ということで自分たちも覗き込んでみる。

 

驚愕の風景

 

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 …

いやいやいや無理無理無理。

どう考えたってこれをダイブするのは無理でしょう。

15mくらいはあるのか?

はっきり言って立ちくらみがしてくる。

 

ガイド『飛び込んでみるか?』

自分 『お・・・おおぅ・・・』

 

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 と、まあ高所恐怖症の自分は全然無理なのだが、ここで嫁が一言。

 

 

嫁『わたしやってみようかな』

 

!!?

 

おいおい本当かよ・・・。

 

嫁のフォール

 

てなわけで荷物預かっといて、行ってきますといわんばかりにダイブ。

2,3秒くらいだろうか。

水面に物凄い飛沫と音を炸裂させ、無事に着水。

浮かび上がって手を振る余裕までみせている。

 

ちなみにイメージとしてはこんな感じ。

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photo by Bertahan Luxing

 

ガイド『どうする?やってみるか?』

自分 『・・・いや、無理無理。やめとくよw』

 

と再度断り、歩いて川の方まで向かっていく。

川の中で嫁と合流し、そのまま泳いで奥のほうまで移動。

 

30m程泳いだところで丘に上がり、嫁に感想を聞いてみる。

・・・がよくわからない。

とりあえず面白いというか、怖いといえば怖かったのだが

割りと大丈夫らしい。

 

ジェットコースターが得意なひとは全然大丈夫みたいだ。

気を取り直してまたまたキャニオニングを続行する。

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第二のカワサンフォール

そして、再び天然のダイブ台が再び目の前に現れる。

さっきよりは多少・・・ましな感じ?

7m~10mくらいだろうか。

 

ガイド『どうだ、今度はやってみるか?』

自分 『うーん、こ、これくらいなら・・・。ちょっと考えてみる』

 

そこにニュっと嫁がまたしても

嫁『飛んでくるから荷物お願い』

 

いつにもましてフットワーク軽いな、おい・・・。

で、2回めということもありこなれたもので?あっさりとダイブ。

 

ズバーーンという音とともに着水し、余裕の表情。

せっかく来たわけだし、頑張って自分もやってみるか・・・。

 

決死のダイブ

意を決して近くまで行ってみるも、なかなか飛び込む勇気が出ない。

これ本当きっついな・・・。

ガイド『もうちょっと下に降りてやってみたらどうだ?』

というアドバイスを受け、慎重に、少しずつゆっくりと狹い足場へと降りてみる。

 

つか、足場狭すぎて油断すると落ちそうだぞ。

いやまあ飛び込むんだから別にいいんだけど。

 

しかしいざ目の前にすぐ飛び込む状況になると、だんだん動悸が激しくなり

目の前が真っ白に近い状態になってきた。

 

なかなか飛び込まない自分に痺れを切らせたのか

ギャラリーA『がんばれー』

ギャラリーB『大丈夫だー』

ギャラリーC『わかった、俺がカウントしてやる。終わったら飛び込むんだ、いいか?3,2,1,Go!!!』

 

カウントされた事で気持ちが落ち着いたのか?

カウントが終わった少し後、思い切ってダイブ!

 

・・

・・・

 

気づいたら水の中にいる自分。

飛んでいる間の記憶がすでに全くない。

 

というかなさすぎて、怖かったのか怖くなかったのか、

ジェットコースターに乗った時のフワッとするというかゾクッとするというか

あの感覚すらあったのかどうかわからない。

 

どんだけ怖がりなのよ自分・・・。

でも、やっておいてよかった。

もしやらなかったらなんだかんだで心残りになっていたと思うし。

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筏に乗って天然のマッサージ?!

微妙に揉める

再び道なりに歩いて進んでいくと、今度はお店?のようなものがある

場所に到着。滝壺近くに筏があり、どうやらここで筏に乗れるらしい。

 

ガイド『筏にのって滝の天然マッサージが受けられるぞ、やってみるか?』

どうしようかな、まあやってもいいけど・・・。

と考えていると、どうやら嫁がガイドと話しをしてて、お金がかかるとのこと。

 

ちなみにいくら?と聞くと

嫁 『3ペソだって。』

自分『3ペソ?!そんな安いの??本当か?!?』

嫁 『だってそういってるもん。スリーって。』

自分『まあいいか・・・。なんか別料金ってのがちょっと気に入らないけど。』

 

というわけで財布から6ペソをそそくさと取り出す。

なんかこんな小さい金額を出すのも気がひけるな・・・。

 

で、渡そうとすると笑いながら

ガイド『ノー、ノー。スリーハンドレッド。』

と、近くにあるメニューというか看板を指差す。

 

どうやら筏に乗るのは300Phpと記載があるようだ。

 

自分『おいおい、だから言ったじゃん』

嫁 『ごめーん』

自分『なんか引くに引けないから払うか・・・。』

 

てなわけで、合計600ペソを手渡し、早速筏に乗り込むことにする。

なんというか、しかし、改めて筏の上から見ると、このカワサン滝の水の色っていうのは不思議な色をしているなあ・・・。

 

いざスタート

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透明感とかクリアな感じは全くしないが、茶色感やドブ感というのは全くなく、

エメラルドグリーンの乳白色が強い感じというのか。

あまり見たことが無い色感というか水感。

雨の影響で普段よりは濁っているのだろうが、それでも不思議な感じだ。

 

ここでガイドにせっかくなので写真をお願いする。

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と、いう感じで何枚か記念撮影。

その後は滝の方にゆっくりと向かっていく。

 

なかなか迫力あるね、これ。

音も結構すごいし・・・。

マッサージというくらいだからまあまあこれ浴びたら衝撃あるんだろうな。

 

滝の真下へ

そしていよいよ滝の真下に到着。

いざ、浴びてみると・・・

 

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あれ、ちょうどいい?

衝撃的にはマッサージというのにはやや強いが、

座って受けていることもあって主に上半身に衝撃が来るのだが、これまでの旅では主に泳ぎや歩きが中心ということもあって、下半身へのダメージがうまく分散されるというか・・・

これくらいなら結構気持ちいいかも。

 

5分程浴びただろうか?

近くにある別の降ってくる滝の方に向かっていく。

 

ここで船頭のひとが、

船頭『うつ伏せになるんだ!こうやって!』

と。

 

ん?

なんだ、さっきのよりも衝撃が強いってことなのかな?

と甘くみていると・・・

 

ズシンとくる重い一撃

 

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ノォオオー!!

これは痛い!キツイ!息があんま出来ない!

 

滝を浴びている間も筏が微妙に動いているので、かなり激しい瞬間と、そうでない瞬間があるのだが、そうでない瞬間に気を落ち着け、呼吸を整えないと本当にキツイ。

 

呼吸困難に陥りそうになりつつ、2往復?ほどしたところで、多分自分はその時は息も切れており早く終わらせて欲しかったのでガイドにもうStop!だのGiveup!だの叫んでいたと思う。

そのおかげなのか、予定通りなのかわからないが、なんとかこれで無事に終了。

 

自分『つーかこれ本当にヤバイね、今日はさっきのフォールと合わせて2回死ぬかとお思った』

嫁 『うーん、これは本当痛かった』

 

など感想を言い合ってるうちに思ったのだが、これは噂に聞く滝行なのか?

イメージしていたものとは違うが、痛いのと呼吸が全然出来ないのは話に聞く限りでは一緒だ。

とここで自分としては合点が言ったのだが、なんでこれがマッサージなんだ・・・w

 

ともあれ、これで筏乗りは無事終了。

ひとまずカワサンキャニオニングで想定していた内容は全て満喫出来た。

 

この後はある程度しっかり整えられた道を歩きつつ、ローカル色溢れる

売店を横目に、入り口らしき場所に到着。

 

ここからはトライシクルでさっきの休憩した家に戻ることになる。

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(※意外と狹い)

 

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